夏バテ対策

TAKE OFF

2012年07月06日 11:42

暑い日が続くと、ついつい冷たいものが欲しくなります。

確かに、夏には冷たいビールやジュースが最高なのですが、胃腸にとっては、あまり良い状況ではありません。

胃腸にとって、冷たい物のいっき飲みは非常に負担がかかるのです。

消化器は、その温度が37~38度ぐらいの時に最もよく働きます。

あまり温度が下がると、その働きが落ち、消化不良を起こしてしまうのです。

胃腸の温度が下がると、体にとって良くない状況なので、体は熱を起こして消化器を温めようとします。

すると、温かい熱は上にあがる性質をもっていますので、熱が上昇して喉や頭部に熱がこもり、また喉が渇きます。

そこでまた冷たいものを飲むと、胃腸が冷え、体が熱を作る。

すると、また熱が上昇し喉が渇くという悪循環が起こります。

これを防ぐためには、冷たいものを飲んだ後に、少し温かい飲み物や食べ物を飲食しておくことが大切です。

ビールやお酒を飲んだ後には、最後にお茶や梅湯などを飲んでおく。

特に梅はアルコールから肝臓を守る働きもあるので、おすすめです。

さ湯やお茶(なるべく番茶やほうじ茶)に種を抜いた梅干しをいれ、少しつぶした状態で水分と一緒にいただきます。

これを行うことで、体はよぶんな熱を作らなくてよいため、次の喉の渇きが防げます。
ぜひ一度、お試しあれ。

翌朝の疲れが全然違うという方もおられます。

あとは、食事の前に氷入りのお水やビールだけをたくさん飲まない。
水を飲むなら氷抜きで。
世界的にみても日本のように氷を入れて水を飲む国はめずらしいみたいですよ。


がぶ飲みしない!
ビールを味わって飲めるようになったら大人です!

体調管理に気をつけて、今年も良い夏にしましょー

関連記事