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2011年11月15日

過保護はダメ

肩こり、腰痛などの悩みを抱えている人はたくさんいますが、痛いからといって体を必要以上に休ませてはいないですか?

肩こりや腰痛のある人から、次のような言葉をよく聞くことがあります。

「肩を回してみたけど、うまく動かせないので、動かさないようにしている」

「腰に負担がかかりそうなので、なるべく体は動かさないようにしています」

「悪化しそうなので、運動はしていません」 

こうした言葉の裏側には、症状を感じるうちは、「動かすと長引いてしまうのではないか」、「悪化するのではないか」という心配や不安があるようです。

<必要以上に休ませるのはNGの理由>
特に、体を起こすことも、歩くこともできないほどの痛みを伴う腰痛を経験したことのある人、しつこい慢性的な痛みに悩まされ続けている人は、「腰痛恐怖症」に陥りやすい傾向にあります。

こういった人は、重いものを持つ、座る、かがむ、という日常的な動作でさえ常に腰痛悪化に見舞われる不安感がつきまとい、自身で動きを制限してしまいがちです。

実際に症状があるわけなので、動作によって痛みを感じると、それを回避しようと体を休める方向へ意識が働くのは当然ではあります。
しかし、それが間違いである場合もあります。

肩こり・腰痛・背中のこり、⇒なるべく体を休めて負担をかけない。 という図式が必ずしも当てはまらないのです。
回復が遅いどころか、状態が悪くなってしまう可能性もあります。

体を休めて安静にするべきなのは、腰や背中にギクっと急激な痛みが走る急性痛の場合です。
いわゆる「ぎっくり腰」や「魔女の一撃」という状態です。

この場合は、炎症が起きている可能性も考えられるため、患部を冷却して無理をせず3~4日は安静に過ごします。
ただ、その時期が過ぎたら、多少痛みが出ていても、少しずつ動かし始めたほうが、回復が促されます。

慢性的な肩こり腰痛・背中のこり、のある人が、体をいたわりすぎて動かすことを避け続けた場合、筋肉の状態に変化が表れます。
それが
廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)」と呼ばれる症状です。筋肉が萎縮(いしゅく)し、機能が低下する状態を言います。

機能が低下することで、筋肉への血流はさらに悪くなり、全身における筋肉の機能的なバランスも乱れ、ほかの部位に負担がかかることになり、股関節痛やひざ痛などへつながるケースもあります。

もっと言うと、徐々に関節の動かせる範囲も狭くなっていき、肩を動かそうとしても、腕が上がりにくい、回しにくいといった問題が起こる可能性があります。

また、体を動かして筋肉の血流を促さないと、酸素も運ばれにくくなるため、痛み物質が産生されることになり、痛みを感じる機会が増えるかもしれません。痛みを感じる機会が増えると、それが刺激となって、体が緊張を起こし、慢性的な肩こり・腰痛が悪化することがあります。

廃用性萎縮を予防するために体を動かす際、症状が悪化するのではと恐怖感のある部位は避けるようにして、まずはウォーキングなどの軽い全身運動から始めましょう。
過保護はダメ

<疲労回復>
だるさ、倦怠感、集中力の低下、精神的ストレス、精神疲労など含む。

平日にたくさん働いて疲れたから休日はできるだけ安静に過ごしたい。肉体労働の人ならば疲労回復の方法として良いと思いますが、デスクワークなどで長時間、同じ姿勢でいる人には逆に疲れが抜けにくくなってしまいます。

みんな自分が大好きなんだけど、可愛がりすぎたらダメなんですね。

いやー、人生って難しい


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Posted by TAKE OFF at 21:11 │整体