2012年01月24日
ストレッチとマッサージ
体を柔らかくしたい

そもそも身体の柔軟性とはどういう事なのかについて書きたいと思います。
まず、柔軟性を測る上で、用いられる方法には大きく分けて、「角度法」と「距離法」があります。
角度法は関節の角度を分度器のようなもので測定し、各関節の可動域(動く範囲)が基準値に比べどれだけの範囲かを見ていきます。
こちらは主に医療の現場などで、関節の機能障害の評価方法として用いられています。
距離法は文字通り、身体がどこまで伸びるかを距離で測る方法。
わかりやすいところで言えばスポーツテストの立位体前屈や伏臥上体反らしがおなじみですね。
ただ、最近のスポーツテストでは立位体前屈と伏臥上体反らしは行われておりません。
腰への負担が強いこと、また現代人の体形の変化により、脚が長くなり、必然的に記録が悪化した事などから、評価法として不十分であるというのが理由になっています。
しかし、これらの評価法は身体の一部の柔軟性を測るものであり、筋肉全体の柔軟性ではありません。
また、柔軟性には「静的柔軟性」と「動的柔軟性」があり、ゆっくりだと反れないのに、瞬間的には大きく反れるなど、特徴的な柔軟性を持つ人も多く、その意味では万人に共通な尺度ではありません。
その他にも関節の弛緩性を評価する測定法もあります。
高い柔軟性を持っているようで、実は関節が過度にゆるいだけという場合が多いのです。
評価法には「背中で指が組める」など複数の項目があり、該当項目が多くあると、脱臼をしやすいなどの危険要素もあるので、こういう人には障害予防のために、筋トレなどで関節を安定させる能力を高めていく事が必要になります。
身体の柔らかさには、様々な解釈がある事がお分かりいただけましたね。
次回は、なぜ身体が硬くなるのかについて書きたいと思います。

そもそも身体の柔軟性とはどういう事なのかについて書きたいと思います。
まず、柔軟性を測る上で、用いられる方法には大きく分けて、「角度法」と「距離法」があります。
角度法は関節の角度を分度器のようなもので測定し、各関節の可動域(動く範囲)が基準値に比べどれだけの範囲かを見ていきます。
こちらは主に医療の現場などで、関節の機能障害の評価方法として用いられています。
距離法は文字通り、身体がどこまで伸びるかを距離で測る方法。
わかりやすいところで言えばスポーツテストの立位体前屈や伏臥上体反らしがおなじみですね。
ただ、最近のスポーツテストでは立位体前屈と伏臥上体反らしは行われておりません。
腰への負担が強いこと、また現代人の体形の変化により、脚が長くなり、必然的に記録が悪化した事などから、評価法として不十分であるというのが理由になっています。
しかし、これらの評価法は身体の一部の柔軟性を測るものであり、筋肉全体の柔軟性ではありません。
また、柔軟性には「静的柔軟性」と「動的柔軟性」があり、ゆっくりだと反れないのに、瞬間的には大きく反れるなど、特徴的な柔軟性を持つ人も多く、その意味では万人に共通な尺度ではありません。
その他にも関節の弛緩性を評価する測定法もあります。
高い柔軟性を持っているようで、実は関節が過度にゆるいだけという場合が多いのです。
評価法には「背中で指が組める」など複数の項目があり、該当項目が多くあると、脱臼をしやすいなどの危険要素もあるので、こういう人には障害予防のために、筋トレなどで関節を安定させる能力を高めていく事が必要になります。
身体の柔らかさには、様々な解釈がある事がお分かりいただけましたね。
次回は、なぜ身体が硬くなるのかについて書きたいと思います。
Posted by TAKE OFF at 23:06
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